ただただ完璧な一曲。頭文字Dの最も純粋な感情を運んでくる、迷わずアクセルを開けさせる傑作だ。 拓海の腕を認めながらも自信を崩さない透との、あのバトルが幕を開ける。
個人セレクション
トップユーロビート
頭文字Dのなかでも純度の高い楽曲をステージ別に厳選した。ラブソングや尺埋めの曲は外してある。自分にとってこの並びは、シリーズのバトルと名場面そのものだ。何度も繰り返し見て、魂の奥まで揺さぶられた場面ばかりを選んだ。
峠を走る人間として、山道のアスファルトに全力をぶつけるたび、この曲たちには鳥肌が立つ。
リスト
個人的トップ10
このトップ10は本当に決めきれず、いまだに迷いがある。基準は自分の思い入れと、その曲が何を呼び起こすかだけだ。多くの人が最も象徴的で1位候補に挙げる「Deja Vu」も、自分のトップ10には入らない。聴きすぎて、すっかり食傷気味なのだ。
作中には流れないが、ハンドルを握って聴けばアドレナリンが噴き出すリズムを持つ、とんでもない一曲。
プロドライバー・皆川秀雄とスープラMK4を相手に、啓介の成長がはっきりと形になった象徴的な一戦。涼介が課したタイムアタックの特訓で身につけたタイヤマネジメントが、そのまま勝敗を分けた。曲もまた反則級だ。
説明は要らない。イントロが鳴った瞬間、峠の黄金時代に引き戻される。あの時代を走った者にとっては夢そのものだ。 涼介は啓介を助手席に乗せ、中里のR32とのバトルで拓海の背後につき、その走りを見極める。ドリフトの精度に舌を巻き、思わず「芸術品」と口にした。
拓海が荷重移動を使い、蓋のない溝の上をかすめるようにショートカットして抜き去り、透に言葉を失わせた瞬間。
シリーズ全体で最も伝説的なバトル——啓介 vs 北条豪を象徴する一曲。啓介が過去最高の輝きを放ち、かつてない速さでNSXの北条を技術で上回っていく。峠の最も純粋な部分が凝縮された、誰の胸にも残る一戦だ。
途方もないリズムを持つ一曲。拓海と「ゴッドハンド」城島俊也の一戦は、父・文太に匹敵する相手とぶつかる、シリーズ屈指の伝説的バトルだ。 城島はタイムアタックのラインを使って拓海を抜き去る。だが拓海はブラインドアタックと溝の縁を組み合わせて抜き返し、あの城島にS2000のハンドルを両手で握り直させた。最後には拓海の走りを「神業」と称え、この歳でここまで走れるのは末恐ろしいと漏らす。
涼介との対決を前に組まれた一戦。雨の秋名で拓海は健太を寄せつけず、その伝説をまた一段と揺るぎないものにした。
赤城で涼介が京一の右コーナーの弱点を突き、手のつけられないエボIIIを抜き去った忘れがたい場面。ドリフトでコーナーを処理しながら、鼻先をぴたりと押さえ込んでみせた。
二宮を相手に、拓海が新しいグループAエンジンの底力を解き放つ。涼介の指示どおり、序盤は9,000rpmで頭を抑えて前を守り、一度も振り返らない。相手に抜きにこさせてタイヤを削らせ、頃合いを見て11,000rpmまでの一番おいしいパワーバンドを使い切って前に出た。
全ディスコグラフィー
ステージ別全曲
各ステージを一曲ずつ。再生を押せば、閲覧中もそのまま流れ続けます。
01 First Stage 21 曲
- 01 Act 4, 9
- 02 Act 1
- 03 Act 1
- 04 Act 5, 6, 7, 9
- 05 Act 2
- 06 Act 3
- 07 Act 4
- 08 Act 5, 10
- 09 Act 11, 12, 13
- 10 Act 11
- 11 Act 14
- 12 Act 15
- 13 Act 17
- 14 Act 18
- 15 Act 22
- 16 Act 25
- 17 Act 25
- 18 Act 23
- 19 Act 26
- 20 Act 26
- 21 Act 15, 20
02 Second Stage 9 曲
- 01 Act 8
- 02 Act 2, 3
- 03 Act 3
- 04 Act 5, 12
- 05 Act 9
- 06 Act 12
- 07 Act 12
- 08 Act 13
- 09 Act 13
03 Third Stage 5 曲
- 01
- 02
- 03
- 04
- 05
04 Fourth Stage 15 曲
- 01 Act 1
- 02 Act 2
- 03 Act 4
- 04 Act 4
- 05 Act 6
- 06 Act 7
- 07 Act 11
- 08 Act 11
- 09 Act 20
- 10 Act 21
- 11 Act 23
- 12 Act 23
- 13 Act 23
- 14 Act 24
- 15 Act 20, 21
05 Fifth Stage 9 曲
- 01 Act 1
- 02 Act 2
- 03 Act 3
- 04 Act 4
- 05 Act 5
- 06 Act 6
- 07 Act 10
- 08 Act 13
- 09 Act 14
06 Final Stage 3 曲
- 01 Act 1
- 02 Act 4
- 03 Act 4
07 Extras 7 曲
- 01 OVA Initial D Battle Stage 2
- 02 OVA Initial D Battle Stage 2
- 03 OVA Initial D Battle Stage 2
- 04 Initial D Arcade Stage 3 · Initial D Street Stage · Initial D Arcade Stage Zero
- 05 Initial D Arcade Stage 8 Infinity
- 06 MFGhost Act 12
- 07 OVA Initial D Battle Stage
このランキングについて
このリストが映しているのは、頭文字Dの音楽との個人的で感情的なつながりだ。どの曲も、鳴った瞬間に何を伝えてくるか、作中のどの場面を呼び起こすかで選んでいる。文化的な影響力やバズ、セールスといった物差しは、ここでは二の次でしかない。
ユーロビートは頭文字Dの魂だ。すべてのバトルとドラマを、一段上の高みへ引き上げてくれる。この個人的なランキングは、ドリフトと公道レースのファンを世代ごと変えてしまった、あの曲たちへのオマージュだ。